その勢いは、あのダウンタウン松本人志が驚くほどにグイグイきていたようだ。
お笑いコンビ「にゃんこスター」のアンゴラ村長が、7月3日放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)に出演。松本を二重の意味で驚かせたという。
この日は「松本はいつ気づいてくれるのか検証~」と題して、レギュラー出演者による10個の仕掛けに松本が気づけるかどうかに挑戦。相方・浜田雅功の数珠がシャインマスカット級に大きいという簡単なものから、ココリコ田中直樹のペットボトルに入っている透明な液体が実は酒だったという激ムズな仕掛けなどが用意された。
番組の冒頭では浜田と田中、月亭方正やココリコ遠藤章造による9つの仕掛けがあらかじめ明かされることに。さらには共演者も知らないシークレットの仕掛けも用意されているという。
「本編が始まる直前には、画面上に『松本のスタジオ入りに注目』とのテロップを表示。どうやら冒頭から何かしらの仕掛けを仕込んでいたようで、それは実際のところバッチリと映っていたのですが、松本はまったく気づいていなかったようです」(芸能ライター)
全10個の仕掛けがあると教えられていた松本は、次々と見破っていくものの、残り3分の時点でまだ2個を残すことに。こっそり酒を飲んでいる田中は匂いを嗅がせようと松本の隣に行くが、まったく気が付かない様子だ。
するとここで松本は「お前誰やねん!」と、収録を見守る女性デスクを指さした。その女性こそ、本物の女性デスクの身代わりとなっていたアンゴラ村長だったのである。シークレットの仕掛けだった村長の登場に、ココリコ遠藤が「ホンマや!」とつぶやけば、浜田も「俺らも知らなかったんや」と驚いていたようだ。
「本物と入れ違っていることには気づいた松本でしたが、マスクを取った時点ではまだ、その身代わりが村長だとは気づいていなかった様子。スタジオに大塚愛の『さくらんぼ』が流れ、村長がリズムなわとびネタのダンスを踊った時点でようやく、松本も『アンゴラや!』と驚いていました。おそらくキングオブコント2017で準優勝したころの印象が強く、当時よりも顔がほっそりして美人度が増したことから、顔を見ただけではすぐに村長だと分からなかったようですね」(前出・芸能ライター)
ここで本物の女性デスクがスタジオ入り。同じ服装で同じ背格好、髪型もよく似ている二人は、一緒に並んでも見分けがつかないほどだ。女性デスクがマスクを外してみると顔つきまでよく似ており、松本がなかなか気づかなかったのも無理はなかったのである。
そんなアンゴラ村長は、松本がスタジオ入りする際に先導してドアを開け「松本さん、入られまーす!」とスタッフに声を掛けていた。その後もピンマイクを付ける松本のすぐそばにまで来ており、その行動には松本も「なんかえらいグイグイ来るなあ、みたいな」と驚いていたようだが、そこに仕掛けが潜んでいるとは気づかずにスルーしていたのだった。
「放送終了後に村長はツイッターを更新し、ガキ使出演を報告。現場では『そこにいるだけのお仕事なのにガタガタ震えました』と明かしていました。今回の企画、おそらくは女性デスクが村長に似ていると気づいた番組スタッフの発案だと思われますが、その期待に応えてみせた村長の“気配隠し”も実に見事でしたね」(前出・芸能ライター)
今回のシークレット出演で、<アンゴラ村長、こんなに可愛かったっけ?>と認識を新たにした視聴者も多かったのではないだろうか。