【舞いあがれ!】“子舞”こと浅田芭路の再登場は確実?作中の「伏線」に期待高まる!

 やはりそこまで見せてくれるのか! 期待に胸を膨らませた視聴者もいたようだ。

 3月23日放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第120回では、終盤にいきなり時代が1年飛んで2019年12月を迎えることに。急な展開に、新たな歌が詠めなくなっている歌人・貴司(赤楚衛二)の身を案じる声が高まる一方で、今後の展開に期待を寄せる向きもあるという。

 ヒロインの梅津舞(福原遥)が小3だった1994年を舞台にスタートした本作では、舞が34歳に成長。娘の歩も3歳となっている。作中では「空飛ぶクルマ」を目指す大型ドローンの開発が進んでおり、次なる目標は有人でのテストフライトだ。

 現実世界では2020年に有人での試験飛行が成功しており、今年2月には国土交通省からの許可を受けた2人乗りの「空飛ぶクルマ」が試験飛行に成功。おそらく作中でもそのタイムラインに従って、開発が進んでいくのだろう。

「今回の放送では『空飛ぶクルマ』を開発している株式会社ABIKILUの刈谷(高杉真宙)が、投資家向けのプレゼン資料を作成。そこには2019~2020年に『有人飛行試験の実現』、2021~2022年に『商用機体の構想』とのタイムラインが示されていました。そのプレゼン資料では2025年までの計画が記されており、そこには『商用運航の開始』と明記されていたのです」(週刊誌記者)

 ここで注目したいのが、第1回のオープニングだ。そこでは小3当時の舞が家族旅行で飛行機に乗っており、「ご搭乗の皆様、機長の岩倉です」との機内アナウンスが入ることに。機長を務めるのは大人になった舞だった。

 実際の舞は旅客機のパイロットになる夢を諦めたものの、空飛ぶクルマの開発にまい進。航空学校の卒業生として飛行経験は豊富なことから、「空飛ぶクルマ」の試験飛行や商用飛行では、パイロットを務める可能性がある。

「プレゼン資料に従えば、本作は2025年まで描かれるはず。そうなった場合、娘の歩は9歳を迎えており、小3当時の舞と同じ年齢になるのです。そうなれば小学生時代の舞を演じていた“子舞”こと浅田芭路が、今度は梅津歩として再登場する可能性も十分にあるはず。第1回のオープニングさながらに、岩倉機長ならぬ梅津機長の操縦を楽しむことになるのかもしれません」(前出・週刊誌記者)

「空飛ぶクルマ」の開発は2025年までを見据えている。トップ画像ともに©NHK

 前作の「ちむどんどん」ではヒロイン比嘉暢子の小学生時代を演じた稲垣来泉が、最終回にて暢子の孫・青柳未来として再登場していた。その例にならえば、浅田芭路が舞の幼少期と舞の娘を一人二役で演じるのも不思議ではない。

 この「舞いあがれ!」では小3当時の舞が祖母の祥子(高畑淳子)と一緒に暮らしていた「五島編」が神回だったと評判だ。その“子舞”だった浅田が再登場すれば、後半になって物語がダレてきたと評される本作でも、有終の美を飾れるのかもしれない。