愛されぽっちゃりの野呂佳代、月9ドラマで波瑠を食う存在感を発揮!

 6月21日スタートのドラマ「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)にて、初の月9ドラマ出演を果たした野呂佳代への注目が高まっているようだ。

 救急救命センターを舞台にした本ドラマでは、波瑠が演じる6年目の若手医師・朝倉美月が主人公。田中圭や北村匠海、キンプリ岸優太といったイケメン軍団が同僚の医師として脇を固めるなか、野呂は夜間救急が専門の「ナイト・ドクター」を支える看護師役でレギュラー出演している。

「夜間救急に配属された野呂は北村や岸といった若い医師を見て『それにしても使えなそうな新米ばっかりねえ』と憎まれ口。一方で田中に対しては『あっ、でも一人、いい感じの上腕二頭筋』とつぶやくなど期待通りの役割を演じています。緊急手術のシーンでは、水色の医療用ガウンを身に着けた姿がまるでドラえもん。そんなフォルムを含めて野呂には、視聴者からの温かい視線が送られているのです」(女性誌ライター)

 正直なところ台詞は棒読みなうえ、演技にもわざとらしさが感じられるのは否めないところだが、そんなマイナス面も視聴者のほうはとっくに織り込み済み。その存在感で<野呂佳代が頭から離れない!>と観る者を魅了し、<あんな看護師さん、どこの病院にも必ずいるよね>と共感を呼んでいるのである。

「元アイドルで現在は女優を目指して奮闘中の野呂ですが、実は女子人気が高く、本作でも緊迫感あふれるストーリーの中でホッとする時間を作る役目を果たしています。そんな野呂はぽっちゃり系の体型が特徴で、女性たちからは《私たちのほうのぽっちゃり》として愛されているのです」(前出・女性誌ライター)

波瑠など医師役のキャスト共に記念撮影に収まる野呂佳代(左上)。ドラマ「ナイト・ドクター」公式ツイッター(@nd_fujitv)より。

 同じぽっちゃり系でも、渡辺直美やバービーといった意識高い系のタレントは、自らの体型をポジティブに捉えているもの。それに対して野呂の場合、本人が「痩せたいけどなかなか痩せられない」ことを公言しており、それでも月9ドラマに出演できるほど活躍していることに世の女性たちは「ぽっちゃりしててもいいんだ」という安心感と共感を抱いているのだという。

「主演の波瑠は文句なしの美人ですが、『Seventeen』や『non-no』でモデルを務めてきた美貌に加えて、世間から『あと3キロ太ったほうがいい』とまで言われるスレンダーぶりは、女性視聴者からの共感を得がたい部分でもあります。それに対して野呂は見るだけで心がホッコリするフォルムが特徴で、友達にもいそうな親近感を抱かせるキャラが、実は貴重な存在。深夜バラエティ番組の『ゴッドタン』(テレビ東京)では女優志望を口にしてはイジられるという自虐キャラで人気ですが、ファンのほうは彼女が女優として活躍する姿を楽しみにしています」(前出・女性誌ライター)

 今回の月9ドラマ出演で、女優への階段を大きく踏み出した野呂。主役の波瑠を食わんばかりの存在感で、さらにファンからの注目を浴びることになりそうだ。