綾瀬はるか、弁護士役の月9ドラマが「ドクターX」ばりに長期シリーズする!?

 女優の綾瀬はるかが4月期のドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)にて、初の月9ドラマ主演を果たすことが1月17日に発表された。その新作ドラマに、長期シリーズ化を期待する声があがっているという。

 綾瀬は初の弁護士役に挑戦する。同ドラマは第19回「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した同名小説を原作としており、主人公の剣持麗子は国内トップクラスの大手法律事務所で働く敏腕弁護士。クライアントのためなら、どんなあくどい手を使ってでも“勝ち”にこだわるという役柄を、綾瀬なら痛快に演じてくれそうだ。

 そんな弁護士役に、視聴者としても注目しておきたいポイントがあるという。

「それは剣持の決めゼリフである『私、金にならない仕事はしない主義なの』という言葉。自分の能力に絶対的な自信があるからこそのセリフですが、これを聞いた視聴者のなかには『私、失敗しないので』という大門未知子の決めゼリフを連想した人も少なくなかったのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 こちらは米倉涼子の当たり役であるドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)で毎回、おなじみとなっているセリフだ。ドラマ好き以外にも広く知られる名文句だが、それと似たような決めゼリフを綾瀬が使うことから、こんな予想も出ているという。

原作小説の著書・新川帆立氏は、綾瀬のことを「主人公のイメージにぴったりです」と絶賛している。

「原作小説には『倒産続きの彼女』という続編があり、今後シリーズ化される可能性があります。それに伴って、綾瀬の主演ドラマも『ドクターX』のようにシリーズ化する可能性が取りざたされているのです。ちなみに『ドクターX』の第一作が放送されたのは主演の米倉が37歳の時。綾瀬主演の『元彼の遺言状』も綾瀬が37歳になった翌月にスタートするドラマですから、タイミングはまったく一緒です。しかも主役の職業が片や医者、片や弁護士といずれも士業(師士業)という共通点まであります。それゆえ今作が人気シリーズの第一作になるのかしれませんね」(前出・テレビ誌ライター)

 もはや女優として盤石なポジションを築きつつ、高い演技力ゆえに絶対的な代表作がない綾瀬。今回の弁護士役が、これから何年にもわたって演じ続ける役柄になる可能性もありそうだ。