5期生の活動自粛が相次ぐなど、何かと騒がしい乃木坂46。そんな中、急激に人気を集めているのが、4期生・弓木奈於だという。
京都出身で23歳の弓木は「劇団ハーベスト」で演技力を磨き、2018年には坂道合同オーディションに合格。翌年には坂道研修生となり、2020年2月に乃木坂46への配属が発表されたという経歴を持つ。その際、大学を中退して退路を断ったというツワモノでもある。
そんな彼女は「弓木ワールド」と言われるほど、つかみどころのない天然キャラがファンの間で知られていたが、2月21~23日に配信されたネット番組「乃木坂46時間TV」にて、大きな注目を浴びることとなった。
恒例企画の「乃木坂・人狼」では人狼のルールを知ってか知らずか、仲間の人狼を1ターン目で追放。バナナマンとのトークでは昨年末に卒業した生田絵梨花について「生田さんはまだご存命なんですけど」との迷言まで飛び出していたのである。
その手の迷言には事欠かないという弓木。2020年10月からアシスタントを務めているラジオ番組「沈黙の金曜日」(FM FUJI)では、パーソナリティのアルコ&ピース酒井健太から「中村俊輔、知ってるの?」と訊かれ、「知ってます。あの、前髪ある方ですよね?」と天然回答を繰り出すなど、その打率は安定しているようだ。
「3月27日からひかりTVで独占配信されるオリジナルドラマの『ラブシェアリング』では、中村麗乃、向井葉月とともにトリプル主演を務める弓木。劇団経験があることから演技力には定評があり、かつて『ノギザカスキッツ』(日本テレビ系)で披露していたコントでもキレがあると評判でした。これで女優への適性を見せつけることができれば、1月期ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系)でヒロインを務めた遠藤さくらに続き、4期生の中でいち早く地上波ドラマで活躍できる可能性も広がりそうです」(アイドル誌ライター)
昨年6月には初の冠番組「乃木坂46弓木奈於とやみつきちゃん」(ひかりTV)がスタートし、MC力も磨いている弓木。二十歳を超えてからアイドルデビューしており、ティーンが多いアイドルのなかでは決して若くはないが、ハマると抜けられない「弓木沼」の魅力を発揮することで、大ブレイクを呼び込むことができるかもしれない
(魚住新司)