才木玲佳、ザ・タイムショック準優勝で「クイズ番組の女王」に大変革!

 新たなクイズ女王の誕生だ。3月30日に放送された「ザ・タイムショック2022 ~超ハイレベルクイズ王決定戦SP~」(テレビ朝日系)において、“クイズサイボーグ”こと才木玲佳が絶対王者のカズレーザーと決勝戦で激突。惜しくも初優勝は逃したものの、見事準優勝に輝いた。

 総勢18人が挑んだ今回、4名が進出できる決勝戦にはカズレーザーと才木に加え、初代女王で東大卒の三浦奈保子、そして「Snow Man」のメンバーで上智大大学院修了の阿部亮平が顔をそろえた。

 決勝戦はひとりずつ、全12問の問題に挑む「サバイバルタイムショック」で開催。1巡ごとにクリアラインが上がる形式で、8問正解が必須の1巡目と同9問の2巡目は全員がクリアするも、次の3巡目でまず阿部が脱落だ。

 11問以上正解がクリア条件の4巡目では、すでに1問間違えていた三浦が9問目の<「クイズ」ローマ字で書くと何文字?>という引っ掛け問題にて「4文字」と答えてしまい(正解はKUIZUで5文字)、敗退を悟った三浦は「あ”~っ!」と絶叫したのだった。

「出場者の中で最高の正答率を叩き出していた三浦は、桜蔭中・高から東大に進んだ学歴エリートにして、数々のクイズ番組で優勝した実績を持つクイズ女王でもあります。そんな彼女が2問目で“空路”と“航路”を間違えるという凡ミスを露呈したところに、時間に追われるザ・タイムショックの難しさが如実に表れていました。敗退決定後に見せた表情はまさに、自分の愚かさを責めるもの。三浦としても悔しさはひとしおだったことでしょう」(クイズ好きのライター)

 続いて4巡目に挑んだ才木。ここを勝ち抜くとカズレーザーとの決戦対決に挑めるという正念場だ。緊張感が高まるなか、10問目の<午後1時の80分前>だけ間違えたものの(正解は11時40分)、残り2問を乗り切って会心のガッツポーズ。やがて緊張感が解けたのか、唇を噛みしめて喜びを実感していたようだ。

「ザ・タイムショック」出演を報告。ワンピース姿も可愛らしい。トップ画像ともに才木玲佳公式インスタグラム(@saikireika)より。

 最終決戦のエンドレスタイムショックでは、隣のカズレーザーに「クイズの師匠なので、ここで戦えるのが本当に光栄です」と感謝の意を示していた才木。最後は緊張感が途切れたのか19問目でカズレーザーに優勝を譲っていたが、その戦いぶりが視聴者に大きな印象を残したことは確実だろう。

「才木の活躍はクイズ業界が待ち望んでいた新女王の誕生と言えるのではないでしょうか。クイズの成績はもちろんのこと、アイドル顔負けのビジュアル、埼玉の進学校から慶大卒という高学歴、そして2年前に行われた『ザ・タイムショック』のオーディションで200人の中から勝ち残った実績と、新女王にふさわしい要素を兼ね備えているのです」(前出・クイズ好きのライター)

 そんな才木は“筋肉アイドル”として人気を博し、ボディビルダー顔負けの筋肉がジマン。2016年からは女子プロレスラーとしても活動し、プロレスファンへの認知度も高い。一

 一方で3月26日には、3月末をもって「筋肉卒業」することを発表。怪我で長期休養中だったプロレスも正式に引退し、今後は俳優業も視野に入れるなど新たな道へと歩み出すこととなった。

「才木としては慶大卒やクイズ女王という資質を活かすためにもはや、筋肉アイドルや女子プロレスのイメージは過去のものにしたいところでしょう。そこにきて今回の『ザ・タイムショック』準優勝は、まさに絶好のタイミング。テレビ的には《才木玲佳=クイズの人》として映っており、パブリックイメージの大変革に成功した形です」(前出・クイズ好きのライター)

才木は3月27日放送の「TBSオール視聴者感謝祭~史上最強のオンラインクイズ王決定戦~’22春」にも出演。AKAB48本田仁美とも共演した。才木玲佳公式インスタグラム(@saikireika)より。

 3月末で脱ぎ捨てた「筋肉アイドル」の肩書きに換えて、「ザ・タイムショック準優勝」の肩書きを手に入れた才木。4月からの彼女はクイズ番組の常連として、ますますその顔を見る機会が増えそうだ。