乃木坂46の公式YouTubeチャンネルにて一人ずつ紹介されている乃木坂46の5期生。4月1日正午には11人目として、川﨑桜の動画が公開された。
ここまで未公開だった5期生は残り一人で、ファン待望の公開となった。ただ数週間ほど前から<11人目は川﨑桜>というリーク情報が流れており、今回の発表に際してはファンから<リーク通りじゃん><大丈夫なの?>と、運営側からの情報漏れを心配する声もあがっていたようだ。
「それでも川﨑の端正なルックスと、桜が満開の季節にちょうど公開されたことも話題となり、公開されると瞬時に『川﨑桜』がツイッターのトレンド入り。5期生の公開スタートから1カ月半が経ち、ファンの期待も高まっているなか、期待を裏切らない新メンバーの加入に喜びと安堵の声が多く聞かれます」(芸能ライター)
そんな川﨑は神奈川県出身。大都市の神奈川県川崎市から連想しやすく、覚えやすいとの声も多いようだ。そんな苗字に加えて下の名前の“桜”を巡っても、ファンの間で話題になっているという。
「乃木坂46には4期生に遠藤さくらが在籍しており、“さくら”という名前は川﨑で二人目。しかも遠藤がセンター経験も持つ中心的メンバーなだけに、この名前被りは大きな話題となっています」(前出・芸能ライター)
ちなみに遠藤は「えんさく」と呼ばれることもあるが、本人はこの呼ばれ方を嫌っている様子。どうやら「さくちゃん」という愛称のほうが気に入っているようだ。しかし“さくら”が二人になったことから、今後は「えんさく」呼びの機会も増えるのかもしれない。
その場合、川﨑の愛称は自然と「かわさく」になりそうなもの。なお5期生では冨里奈央が4期生の弓木奈於と<なお被り>になっており、運営側があえて名前被りを狙っているのではないかと疑う声もあがっているという。
「名前被りではかつて、1期生に齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里と3人もの『さいとう』がいたことも。しかも全員、漢字が違うという奇跡でした。冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)にて、MCのバナナマンが齋藤飛鳥のことだけ“飛鳥ちゃん”と下の名前で呼んでいるのは、さいとう姓が3人いたなごりとなっています」(アイドル誌ライター)
そんな話題性の一方で、川﨑の加入発表はファンにとって、つかの間のオアシスと言える出来事になっているという。
5期生では二人が活動自粛になっているのは周知のとおりだが、3月31日には乃木坂メンバー12人が新型コロナに感染。その影響で4月2日に予定されていた4期生による「乃木坂スター誕生!ライブ」が延期になっていた。4月1日に生放送された「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)でも欠席者の代理を立てることができず、フォーメーションに穴が開いたままの披露となっていたのである。
「このようにグループ全体が混沌としている状況で、川﨑の登場は一服の清涼剤に。彼女に関しては過去に芸能活動をしていた経歴がなく、加入前のSNSも見つかっていないことから実に“クリーン”な存在です。何かと世間をお騒がせしている5期生の中で、クリーンで可愛い川﨑の活躍に期待を寄せるファンが多いのも納得でしょう」(前出・アイドル誌ライター)
乃木坂46ファンにとって明るいニュースとなった川﨑の加入。名前の呼び方を含め、今後どのような姿を見せてくれるのか楽しみでならないところだ。