乃木坂46のバースデーライブで生田絵梨花の穴を埋めるのは久保史緒里か、それともあの5期生?

 5月14日、15日に横浜・日産スタジアムにて開催される「乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE」。初日には2012年~2016年の、2日目には2017年以降の楽曲が披露される予定だ。

 今回のバースデーライブでは乃木坂46の初期曲も多く披露されるはずだが、当時のメンバーはすでにほとんどが卒業済み。そこでファンが気にかけているのは、センターが卒業している楽曲で誰がセンターを務めるのかだという。

「なかには『ガールズルール』の山下美月や『シンクロニシティ』の梅澤美波など、すでに後輩メンバーでセンターが固定されている楽曲もあります。その流れで今回のライブを機に、新たなセンターが定まる可能性もありそうです。とくに堀未央奈センターの『バレッタ』や、生田絵梨花センターの『何度目の青空か』など、センターのメンバーがわりと最近に卒業した楽曲に関しては、誰がセンターを務めるのかが大きな注目を浴びることでしょう」(芸能ライター)

 そんな“センター争い”を巡り、ライブ目前のタイミングで、ファンの間で話題となっていることがあるという。それは5期生の中西アルノが、憧れの先輩として生田絵梨花と白石麻衣の名前を挙げたことだ。

 5月10日に発売された、乃木坂46デビュー10周年公式ブックの「N46MODE vol.2」では、5期生がそれぞれ憧れている先輩を発表。そこで中西が生田と白石の名前を挙げていたのである。

 中西といえば、先日までSNS炎上により活動を自粛していた“お騒がせメンバー”。一方で29thシングルの表題曲「Actually…」ではセンターに大抜擢されており、そこで披露した歌声はかなり印象深いものがあると評判だ。

中西ら5期生が憧れの先輩を明かした「N46MODE vol.2」。

「生田もまた乃木坂46の歌姫と言われていたので、中西が生田を尊敬するのも納得です。しかし、白石と生田の二人は並々ならぬプロ意識を持っており、ノースキャンダルで卒業していった伝説の持ち主。加入直後に大きな騒動を起こした中西とは真逆の存在という厳しい声もチラホラ聴かれます。5月14日のライブでは中西が、生田センター曲の『何度目の青空か』でセンターを務めるとの推測もあり、これにも賛否両論があがっているようです」(アイドル誌ライター)

 その生田を一番に尊敬しているメンバーは他にもおり、なかでも生田の一番弟子といえば、久保史緒里との呼び声も高いところである。

 ファンの間では“ポスト生田”と聞けば、久保の名前があがるというもの。「何度目の青空か」のセンターは久保になると考えているファンも多いはずだ。

「ただ、5月10日の『乃木坂46 bilibili LIVE SP』で行われた田村真佑と久保のダンスバトルにて、久保は『何度目の青空か』を踊っていたのですが、サビ終わりの振り付けでは横を向いて踊っていました。すでにライブの振り入れは終わっていると思われますが、もし久保がセンターならば、サビ終わりには前向きになっているはず。そのため久保が『何度目の青空か』でセンターを務めない可能性が指摘されているのです」(前出・アイドル誌ライター)

生田曲のセンター抜てきが取りざたされる5期生の中西アルノ。©乃木坂46

 生田のソロパートが多い「何度目の青空か」は、歌唱力の高いメンバーでないとセンターが務まらない楽曲だ。そこで久保がセンターではないとなると、やはり中西という可能性が高まるというものだ。

 ともあれ、ファンやメンバーの思い入れが大きい楽曲でセンターを務めることは、どのメンバーであっても大きなプレッシャーとなるもの。そういった新センターの雄姿を見られるのもライブの醍醐味ではないだろうか。