【オールドルーキー】榮倉奈々にろくなママ友がいない?これぞ「タワマンあるある」だった!

 友達はもっと選ぶべき…と一概に言うことは難しいようだ。

 7月3日放送の日曜劇場「オールドルーキー」では、元女子アナの新町果奈子(榮倉奈々)が、ママ友たちとのお茶会で当惑する姿が描かれた。

 かつては人気の女子アナだった果奈子。2011年には現役Jリーガーで元日本代表の新町亮太郎と結婚し、二人の娘に恵まれていた。現在は東京・江東区のタワーマンションに居住し、小5と年長の娘たちに加え、サッカーを引退した夫の世話にも追われる毎日だ。

 そんな果奈子は女子アナ引退後もインスタグラムで発信を続けていたが、夫のサッカー引退を受けて、アカウント名を旧姓の糸山果奈子に戻すことを決意。フリーアナとして大手事務所フロンティへの所属も決断し、結婚式やイベントの司会で家計を助けるつもりだという。

「夫の亮太郎は最後に所属していたJ3チームでの年俸がわずか450万円。そしてスポーツマネージメント会社に契約社員として入社した現在の収入は手取りで月20万円です。しかしマンションのローンもまだ残っており、果奈子が仕事に戻るのは必至でしょう。元女子アナの知名度と美貌があれば、それなりの収入にはなりそうなものです」(芸能ライター)

 そんな果奈子はある日、ママ友たちと4人でお茶をすることに。他のママたちはインスタグラムの名前を糸山に戻したことについて「離婚したのかなと思っちゃった!」「糸山加奈子のインスタなら注目されるされるー!」と、不躾な言葉を次々とぶつけてくる始末だ。

タワマンでは階数や間取りでほぼ正確な購入価格がバレてしまうリスクを抱えている。

 しかも、少しはフォロワーが増えたという果奈子に対して青ニットのママ友は「もうお金になってんの?」と明け透けに質問。レースワンピのママ友は「家計は大丈夫?」とまで訊ね、赤いブラウスのママ友から「そんなの露骨に訊かないの」と言われるも、「大事なことよ~!」「スター選手だった旦那様が裏方になったんだもん。そりゃ大変よねえ」とまで言い放っていたのだった。

「この場面には《ろくなママ友いないな》《さすがに大げさすぎるでしょ》といった感想も少なからず寄せられていたようです。たしかに本人に対して無遠慮すぎる面はありましたが、実のところタワマン住民のママ友同士では、これくらいズケズケした会話は“あるある”のようですね」(女性誌ライター)

 今回のママ友たちはどうやら、娘たちが通う私立校のママ友のようだ。新町家が住んでいるような東京ベイエリアでは、住んでいるタワマンも一緒なら、通わせている私立校も同じというケースは珍しくないという。

 そうなってくると、お互いに相手がいくらくらいの部屋に住み、どんな生活レベルで暮らしているのかが容易に値踏みできるというもの。しかも新町家の場合、夫の亮太郎は今年まで年俸が明らかなサッカー選手だったうえ、妻の果奈子も元女子アナというブランドがあり、格好の値踏み相手になってしまうのだという。

「タワマンでは高層階か低層階かのヒエラレルキー争いがよく知られていますが、実は《夫の職業》や夫婦それぞれの学歴、さらには親の仕事まで、様々な属性が可視化され、共有されているもの。子供が同じ学校に通うママ友同士では、相手の属性を把握したうえでの値踏み合戦は珍しくありません。新町家のようなプロスポーツ選手と女子アナの組み合わせはある意味で最強ですから、果奈子のように不躾な質問攻めに遭うのも、周りからは有名税だと思われがちです」(前出・女性誌ライター)

 他人の不幸は蜜の味。亮太郎がサッカーを引退し、指導者や解説者の道に進まなかったことは、ママ友たちにとって格好の話題になっているはずだ。

 果奈子とのお茶会でママ友たちは、学校でイジメがあったらすぐに教えてねと言っていたが、イジメの原因となる情報を子供たちに与えているのは、当のママ友自身というマッチポンプも珍しくない。どうやらこの「オールドルーキー」では、そんな果奈子がどうやってママ友たちをいなしていくのかも、見どころになっていくことだろう。