フワちゃん、自分が何者かをブラッド・ピットに一瞬で分からせたトーク術!

 このコミュニケーション能力、ぜひ見習いたいものだ。

 フワちゃんは8月23日に行われたハリウッド映画「ブレット・トレイン」(原作・伊坂幸太郎「マリアビートル」)のPRイベントに出席。来日した主演のブラッド・ピットに初対面で自分をアピールしてみせた。

 同日には自身のツイッターに、初対面時の動画をアップ。ブラピに「ソー・ハッピー・トゥ・シー・ユー!」と挨拶したフワちゃんはさっそく「マイ・ネーム・イズ・フワちゃん」と自己紹介だ。

 ブラピが「フワチャン?」と聞き返すと、フワちゃんは英語で「そう、私がホーネットだよ」と説明。するとブラピは「アーッ!」と驚きながら「ジャパニーズ・ホーネット、ベリーグッド!」と返していたのだった。

「フワちゃんは同映画の日本語吹き替え版で、主要キャラであるホーネットの吹き替えを担当。女性の主要キャラはヒロインで女子学生のプリンスと女殺し屋のホーネットだけですから、ブラピもフワちゃんがホーネットの声を担当しているとすぐ理解できたようです。主要キャラの吹き替え声優となれば、共演者も同然。彼女のアメリカンな性格も相まって、すぐにブラピと通じ合えたようですね」(映画ライター)

日本の新幹線を舞台にした映画で主演を務めるブラッド・ピット。

 ブラピのような大物ハリウッド俳優が相手なら、いくらフワちゃんでも緊張しそうなもの。自己紹介するなら自分がYouTuberだとか、ジャパニーズ・エンターテイナーなどと説明しそうなものだ。

 そこをフワちゃんはあえて「ホーネット」の一点突破で自己紹介。それが見事にハマり、あっという間にブラピとの距離を縮めていたのである。

「フワちゃんは続くツイートで、スマホアプリの顔交換機能を使ってブラピと自分の顔をすげ替えていました。ハリウッド俳優はわりと気さくにセルフィー(自撮り)に応じてくれるものですが、さすがに顔交換をお願いするファンや関係者はほとんどいないはず。それをフワちゃんならではの高いコミュニケーション能力で、ブラピを喜ばせていたことには驚きましたね」(前出・映画ライター)

 日本では服装や髪型だけで相当目立つフワちゃんだが、アメリカではとくに奇抜でもないはず。それが彼女は相手の懐に入り込む能力の高さで、ブラピに自分をアピールできていたようだ。