久代萌美、給料ぶっちゃけに垣間見えた「吉本入所」が大成功だったワケ!

 このご時世でも転職先を間違えなければ、着実に稼ぐことはできるようだ。

 元フジテレビで現在は吉本興業に所属するフリーアナの久代萌美が、自身の給料について明かした。10月5日放送の「かまいガチ」(テレビ朝日系)に出演した久代は吉本興業に入所したことについて、夫でYouTuberグループ「北の打ち師達」のはるくんに「若干反対されましたね」と告白。

 続けてかまいたち山内がフジテレビ在籍時と比較して給料が増えたかと質問すると「増えては…いますね」とぶっちゃけたのである。

「その答えにかまいたち濱家が『そうなんや!』と驚いていたのは、彼自身も吉本の所属であり、ギャラの低さを知っているからでしょう。もちろん売れっ子になればガンガン稼げるようになるものの、18年目の濱家から見れば久代は今年4月に入所したばかりの超後輩。そんな1年目の久代が早くもフジテレビ当時よりも稼いでいると知ったら、驚くのも無理はありません」(芸能ライター)

 そんな濱家に対して、相方の山内は「吉本のちゃんとしたイベントの時、全部久代さんにお願いしてるから」と納得顔。その言葉に久代も「そうなんです。 全部やらせていただくんで」とうなづき、「読み通りだなっていう」と明かしていたのである。

 ここで久代が発した「読み通り」とはいったいどういうことなのか。実は吉本興業がどんな会社なのかを知っていれば、久代のように上手く立ち回ることは可能だったというのだ。

「吉本と言えばお笑いのイメージですが、実際には芸能事務所としての役割を超えて、総合エンターテイメント企業として様々な事業を手掛けています。テレビ番組の制作を数多く請け負っているほか、映像制作ではNetflixと業務契約を交わしているほど。イベント事業では沖縄国際映画祭や京都国際映画祭の運営や制作を担当しており、地方自治体や官公庁との協業も多く、裏方として“お堅い仕事”を請け負っているケースは枚挙にいとまがありません」(前出・芸能ライター)

 当の久代は9月13日深夜放送の「千原ジュニアのヘベレケ」(東海テレビ)にて、「せっかく吉本に入ったので賞レースの司会をやりたい」との野望を語っていた。その言葉を真正面から捉えれば、共演の相席スタート・山崎ケイがツッコミを入れていたように、M-1グランプリの司会を上戸彩から奪おうとしているように思えるところだろう。

 だが実際には、入所してすぐの4月20日には「西川きよしのコツコツ全国ツアー」の発表記者会見で司会進行を務めるなど、いかにも吉本らしいイベントを担当。ほかにも「2025年大阪・関西万博3年前イベント」の司会や、GWに大阪万博公園で開催された野外イベント「Warai Mirai Fes 2022」の進行など、司会進行役としてまさに八面六臂の活躍を見せているのである。

9月10日には東京・立川警察署で一日警察署長に就任。これも元女子アナならではの仕事かもしれない。

「久代はフジテレビ時代に『明石家さんまのお笑い向上委員会』でアシスタントを長年務めるなど、吉本芸人と交流する機会が多かったもの。その経験から、吉本にはアナウンサーの実力を活かせる仕事が数多くあることを知っていたのでしょう。そのチャンスを着実に捕まえたことは、彼女の選球眼が正しかったことを証明しています。もちろん司会進行役としての実力を備えていたことも、吉本が彼女を入所させた理由の一つに違いありません」(前出・芸能ライター)

 司会進行役をこなせる芸人は少なくないが、やはり本職のアナウンサーが担当すると、一味違うもの。久代はしっかりと自分の居場所を見つけられたようだ。