日向坂46河田陽菜、11回目の正直でついに成功したネタとは?

 日向坂46二期生の河田陽菜が、愛すべきポンコツぶりでスタジオを和ませていたようだ。

 河田ら日向坂46は5月24日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)に出演。「今年が勝負、売れなきゃ困る日向坂46」と題して、グループの魅力をメンバー5人が手書きのボードで自己アピールしてみせた。

 ここで河田はデビューシングルの「キュン」にちなんで、「TikTok3000万回再生のキュン踊りたいです!」と記入。MCの上田晋也から「じゃあ河田さんいってみようか!」と振られると、「私たちのデビュー曲の『キュン』という曲があるんですけど、それがTikTokでとかで、ろうりゃ、ろうにゃくにゃんにょの…」と二度にわたって噛んでしまっていた。

「上田がすかさず『なんて?』とツッコミを入れると、『ろうにゃくにゃんにょの方が』『りょうりゃく』と、さらに2回続けて失敗。上田から『はい、失格となります』と強制終了を言い渡されていました」(アイドル誌ライター)

 正直なところ、この程度の噛み噛みはアイドルではよくあること。だが河田がその“ポンコツ”ぶりの真価を発揮したのはここからだったのである。

 しゃべくりのレギュラーメンバーから「次チャレンジしよう」と促された河田は、ことあるごとに「老若男女」の発音に挑戦。5回目はなぜか自信をもって「ろうにゃくにゃんにょ」と明瞭に発音し、上田が「残念!」と言い渡すと「え、なんで?」と言わんばかりの表情だ。

「6回目は『ろうにゃくにゃん』の時点で失敗だと気づき、頭を抱えることに。7回目では出だしから『ろうらく』となってしまい、上田から『噛むタイミングが早くなってる』と指摘される有様。8回目に至っては『ろうら』までしか言えず、そのテンパリぶりは気の毒に思えたほどです」(前出・アイドル誌ライター)

 さらに9回目も「ろうにゃくにゃんにょ」に戻ってしまい、10回目も同じ失敗を重ねることに。ここで上田がすかさず「河田さんなんだっけ?」と促したところ、「老若男女の方がすごくたくさん踊ってくださって」と、11回目の正直でついに成功。他のメンバーたちが「やったーっ!」と拍手喝采していた。

「バラエティ番組では普通、同じネタを11回もお代わりさせてもらえることなどありません。そんな番組側の期待に見事に応えてみせたところに、河田らしい“愛すべきポンコツ”の真価が発揮されていたのではないでしょうか。ファンからも《KAWADAさん優勝!》《かわいすぎる》など絶賛の声が寄せられており、ポンコツとしての期待に応えることができていたようです」(前出・アイドル誌ライター)

 今回の「しゃべくり007」ではキャプテン佐々木久美のマニアックものまねや、加藤史帆が涙ながらにはっぱ隊のダンスを踊るシーンなどが話題になっていた。そのなかで最も爪痕を残すことができたのは、まだまだ売り出し中の河田だったのかもしれない。