果たして楓と瀬戸の仲は深まるのか? 6月20日放送の第9話を含めて残すところあと2話となったドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)にて、視聴者の興味が高まっているようだ。
前回の第8話では有力バドミントン選手の岩崎楓(平手友梨奈)が、両親からの呪縛を振り切って東大を目指すと宣言。劇中で見せた「不協和音」の決めポーズなど、欅坂46在籍時を思わせる演出に“神回”との評判も高かった。
そんななか、楓を精神的に支えている盟友の瀬戸輝(髙橋海斗)との二人が見せたシーンに、2005年放送の前シリーズを知る視聴者から驚きの声があがっていたという。
「第8話では病室を抜け出した楓を瀬戸が追いかけ、腕をつかんで引きとめるシーンがありました。この構図とそっくりな場面が前シリーズにもあったのです。それは、今シリーズにも弁護士として登場する水野直美(長澤まさみ)を、東大専科仲間の矢島勇介(山下智久)が追いかけるシーン。この二つのシーンはリメイクではと思わせるほど構図もタイミングもそっくりとなっています」(テレビ誌ライター)
今回の“シーズン2”では、シーズン1から引き続いて登場する出演者も多く、16年の時を超えて受け継がれる名シーンに感動する視聴者も少なくない。そんななか、楓と瀬戸が見せたシーンに、さらなる期待を抱く声もあるというのだ。
「シーズン1では直美(長澤)が橋の上で、泣きながら矢島(山下)とハグするシーンがありました。恋仲というよりは、あふれ出る感情を受け止めてもらう場面ではありましたが、NEWSのメンバーとして絶大な人気を誇っていた山下と、18歳にしてすでに人気女優だった長澤とのハグは当時、大きな反響を呼んだものです。それを覚えている当時の視聴者にしてみれば、今回のシーズン2では楓(平手)と瀬戸(髙橋)がハグするというのが自然な流れ。現時点で男女の恋愛要素がまったく出てこない本作において、果たして二人のハグがありえるのか、期待に胸が高まるところでしょう」(前出・テレビ誌ライター)
シーズン1では直美が東大の二次試験を受けている最中に母親が倒れてしまい、試験続行を断念。一浪の末に合格を果たしている。その流れを組めば今作では楓が現役合格できないことになるが、果たして結末はどうなるのか。そもそも東大の合否発表まで物語が進むのかどうかも含めて、最終回まで目が離せないようだ。