日本テレビの新人アナは、相当肝っ玉が据わっているようだ。
2月3日深夜放送のアメフト番組「オードリーのNFL倶楽部」(日本テレビ系)では、MCのオードリーがコロナ感染によりスタジオには不在に。代打としてカンニング竹山と元ブリリアンのコージ・トクダが出演し、前日の「ヒルナンデス!」(同)でテレビ出演復帰を果たしていたオードリー春日は念のため、リモートでの出演となっていた。
竹山とコージは代打とは言え、すでにMCを担当した経験もあることから大過なくオードリーの代役を務めることに。そんな二人をアシストしていたのが、番組アシスタントで新人の小髙茉緒アナだったのである。
「普段はオードリーからイジられっぱなしの小髙アナですが、この日は落ち着いた進行ぶりを発揮。春日が別室からイエローフラッグを投げ入れる小ネタでは『届いたぁ…』と驚いた表情を見せるなど、きっちりと自分の役割をこなしていました。そんな彼女が実は、視聴者を唸らせる姿を見せていたのです」(スポーツライター)
本編ではとくに触れられることはなかったが、小髙アナはこの日、推しチームであるニューヨーク・ジェッツのユニフォームを着用。それ自体はパッカーズファンの竹山やラムズファンのコージも同様だったが、彼女の場合はあえて、このユニフォームを選んだというのである。
「今季、4勝13敗と絶不調だったジェッツ。当然プレーオフにも出場できず、ここ2週ほどの小髙アナは次なる推しチームとして強豪テネシー・タイタンズのシャツを着用していました。ところがそのタイタンズもプレーオフで敗退。すると彼女はジェッツのユニフォームに戻り、元さやに納まっていたのです」(スポーツライター)
関係者によると収録後にはさんざんイジられていたというジェッツ回帰。この調子だと、2月14日に日テレジータスで生放送される「第56回スーパーボウル」に関しても、小髙アナは出場チームとは関係のないジェッツのユニフォーム姿で貫き通す所存のようだ。
「彼女は11年のバドミントン歴を誇る根っからの体育会系。たとえ推しチームが負けたからと言って、簡単に他のチームに乗り換えるといった軽い姿勢など見せられないのでしょう。実は本場のアメリカでもスーパーボウルの会場やスポーツバーでは、出場チームではなく推しチームのユニフォームで観戦しているファンが少なくありません。それぞれ自分なりの楽しみ方が尊重されるアメリカらしいエピソードですが、どうやら小髙アナはそんなアメリカ文化に最初から順応できているようです」(前出・スポーツライター)
単一の試合としては世界最大のスポーツイベントである「スーパーボウル」。大舞台にコマを進めたロサンゼルス・ラムズとシンシナティ・ベンガルズによる大一番は、日テレジータスで2月14日午前8時から独占生中継される。ジータスを観られる環境がない人でも、スポーツ中継ライブ配信サービス「日テレジータスNFLGO 2021」によりスマホやパソコンで視聴可能だ。
現在は「シーズン後半パック」(税込990円)が提供中で、プレーオフ全試合もプレーバック観戦することが可能。これでNFLの興奮を再確認しつつ、小髙アナと同様に好きな推しチームのアパレルを身に着けてスーパーボウルを生観戦するのが吉ではないだろうか。
※トップ画像は「バゲット【日本テレビ公式】」ツイッター(@baguette_ntv)より。