昨年10月に乃木坂46を卒業した中田花奈が3月9日、プロ雀士になったことを報告した。テレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」での生配信にて、「日本プロ麻雀連盟」のテストに合格したことを明かしたもの。
その中田が合格前日の8日、ハローワークと労働基準監督署に足を運んでいたことをツイッターで明かしていた。これは一体どういうワケなのだろうか?
「もちろん中田は仕事を探していたのでもなければ、自分の労働条件に疑問を抱いていたわけでもありません。彼女は自分の夢だと公言する『雀荘経営』に向け、関連法規や許可取りといった諸所の手続きについて教えを請いに行っていたようです」(週刊誌記者)
雀荘の開業にあたっては管轄の警察署にて、風営法に規定された「4号営業」の許可申請が必要。その許可が下りるまで2カ月ほどかかるため、営業を始める前に3カ月ほどの空家賃が発生するなどなかなかハードルの高い業種でもある。しかも飲食物を提供する場合には「飲食店営業許可」が必要となり、規模によっては「防火管理者」の設置が必須。もちろんスタッフも雇用しなければならず、その手続きは実に煩雑なものとなる。
「これだけ面倒な雀荘経営ゆえ、普通なら元アイドルの余技では収まらないもの。ただ中田は乃木坂46在籍中から麻雀好きを公言しており、その本気度は『元乃木坂46中田花奈の麻雀ガチバトル! かなりんのトップ目とれるカナ?』(TBSチャンネル1)という冠番組を持つに至ったほどです。2月14日には麻雀界最大級のタイトル戦『麻雀最強戦2021』でアシスタントを務めることも発表されており、今回のプロテスト合格で雀士としての箔が付くことになりました。そんな中田なら生半可な気持ちではなく本気で雀荘経営にひた走ってくれることでしょう」(前出・週刊誌記者)
プロ雀士・中田花奈が経営する雀荘なら、アイドルファンならずとも足を運びたくなるのではないだろうか。