まさかこのタイミングでその話が本人の口から語られるとは、ファンも驚いたことだろう。
7月17日に「セルフ Documentary of 日向坂46」(TBSチャンネル1)の第8回が放送され、全22名のメンバーで最後に残った影山優佳が登場。けやき坂46オーディションでの裏話や、学業専念のためグループの活動を2年間にわたって休止した際の想いなどが語られた。そのなかで、影山がこれまで触れてこなかったとある「真相」について自ら語る場面があった。
影山は学業専念のために活動を休んだ当時について触れ、彼女の口からは大学に受かったら辞めるつもりだったという驚きの発言が飛び出していた。学業とアイドル活動の両立は困難だと実感していた影山は、中途半端では済ませられない性格もあって、大学に合格したらそのままフェードアウトするつもりだったという。そんな彼女から、さらに驚きの言葉が飛び出していたのである。
「影山は大学受験について『状況的にあきらめなければならなくなってしまって』と告白。これ内緒なんですけどと前置きしつつ、具体的な原因は不明ながら体調が悪くなり、受験勉強や入学試験を続けることができなくなったことから『大学受験あきらめましょうってなったんです』と告白していました。放送終了後には公式ブログにも『原因のわからない体調不良により受験を諦めなければならなくなりました』との説明を公開しています」(前出・アイドル誌ライター)
これまで大学受験の結果について一切触れることなく、2020年7月に復帰を果たしていた影山。冠番組「日向坂で会いましょう」(テレビ東京)での発言などから、第一志望とみなされていた東京大学への入学は叶わなかったものと見られていたが、ファンのあいだでは他大学への進学説や浪人説が取りざたされていた。
ともあれ「大学受験をあきらめた」という告白は、ほとんどのファンが予想もしていなかったところ。彼女の言葉を聞いたファンからは<息が苦しくなった>といった感想のほか、<周りがあれこれ言うことではない>といった声もあがることに。さらには<影山のことがもっと好きになった>など、肯定的な反応が多かったようだ。
「大学受験の経験者なら、影山が感じたプレッシャーをいくばくかは理解できるはず。そして彼女を温かく迎えてくれた日向坂46のメンバーたちに、ファンとしても大いに感謝していることでしょう。最近はクイズ番組やサッカー関連など、アイドル活動以外の部分でも大きくグループに貢献している彼女。今回の『真相告白』はむしろ、ファンの想いを強めることになったのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
自分が自分らしくいるためには「ここ」(日向坂46)に戻るしかなかったという影山。その場所で観る者を魅了する輝きを放ち続ける彼女に、ファンは前と変わらぬ声援を送り続けることだろう。
※トップ画像は日向坂46公式ブログより