女優の平手友梨奈が韓国の大手プロダクションと手を組んだ! BTSらが所属する「HYBE」に移籍したことが12月21日、同事務所の日本本社である株式会社HYBE JAPANから発表された。
HYBE JAPANでは、新法人かつ新レーベルの「株式会社NAECO(ネイコ)」を設立。平手は一人目の所属アーティストとなる。今回の移籍に際して、平手は以下のコメントを発表。ファンとしては活躍の場がグローバルに広がることへの期待が高まることだろう。
【平手友梨奈コメント】
この度HYBEの新レーベル「NAECO」(ネイコ)に所属となりました。
より良い作品を届けられるよう、いろんなクリエイターの皆様とディスカッションをしながら一つ一つ取り組んでいけたらと思っています。
よろしくお願いします。
今回の発表に伴い、平手の新たな公式サイト(hirateyurina-official.jp)も開設。トップページには平手の略歴が日本語と韓国語、そして英語で記載されている。HYBE側では今回の移籍について「その活躍は日本を超えて、グローバルなステージへと拡がることとなります」としており、さっそくその姿勢を示した形だ。
「2020年3月に開設した旧公式サイト(hirateyurina.jp)にアクセスすると、新サイトにリダイレクトされるようになっており、どうやら移籍は円満に行われたようです。なお公式サイトのドメインは12月7日に取得されたばかり。移籍が正式決定したのはごく最近のことなのかもしれません」(芸能ライター)
HYBEは今年、ユニバーサルミュージックグループ傘下のゲフィンレコードと提携。米国にて新たなガールズグループのオーディションを行うなど、韓国と日本に加えて米国にも橋頭保を築いている。平手も今回の移籍により韓国やアメリカのマーケットに打って出ることが可能になり、より幅広い活躍が期待されるところだ。
韓流ドラマ「梨泰院クラス」のジャパンオリジナルとなる7月期ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)にてヒロインの麻宮葵役を務めた際には、事務所を移籍してでも出演したいとの強い意向を示していた平手。今後は「イカゲーム」など世界的なヒット作品を生み出した韓国の映像業界はもちろん、米ハリウッドの映画に出演する可能性も大いに高まったことだろう。
「そこであらためて注目されるのが、一部メディアが伝えた降板劇。佐藤健とW主演する映画『ムーラン・ルージュ』の撮影をドタキャンし、降板したとの情報が伝わっており、普通なら映画業界から出禁を食らってもおかしくないほどの大事件です。しかしHYBE移籍で彼女が活躍できるマーケットが海外に広がったことから、もはや日本国内の評判を気にする必要がなくなり、強気の行動に出られたのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
果たして今後、平手が日本国内の映画やドラマに出演することはあるのだろうか。ファンとしてはどの国の作品でも構わないので、彼女の演技を早く観たいに違いないだろう。
※トップ画像は©NAECO