ドラマ「ナイト・ドクター」はライバルドラマの「TOKYO MER」を追い抜けるのか? 同じ救急救命をテーマにした2作品のデッドヒートが視聴者の興味を惹いている。
8月9日に放送された「ナイト・ドクター」(フジテレビ系)の第6話は視聴率10.2%をマーク。東京五輪による2週間の休みを挟みつつ、初回から6話連続での二桁視聴率をキープし、底堅い人気を印象付ける形となった。
対する「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)は、8月8日放送の第6話で視聴率8.4%と低調な数字に。裏番組が東京五輪の閉会式という不運な巡り合わせだったとはいえ、五輪開催中も放送を強行した判断が裏目に出る形となった。
「これで『TOKYO MER』の平均視聴率は12.0%に下落。一方の『ナイト・ドクター』は11.5%となり、差を大きく縮めることとなりました。似たような主題のドラマながら、『TOKYO MER』は厚労省や警察組織まで巻き込むスケールの大きな話となっており、対する『ナイト・ドクター』は全5名の夜間救命チームの人間模様に焦点を当てた作品。持ち味は大きく異なっており、最終的にどちらが視聴率競争に勝てるのか、予断は許さない状況です」(テレビ誌ライター)
追い上げる形でイケイケ状態の「ナイト・ドクター」だが、今後「TOKYO MER」を抜き去るためのコツとしては、警察ドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」(日本テレビ系)が大いに参考になるとの声もあるという。
「ドラマの帰趨を決するのはやはり主役の魅力。その点で『ナイト・ドクター』の波瑠は向上心にあふれた生真面目な医師を演じており、美しさや艶っぽさがほとんど伝わってこないのが残念なところです。そんな波瑠に対して3歳年上の戸田恵梨香は『ハコヅメ』にてキレモノ警察官を演じつつ、可愛らしさも存分に発揮。第2話ではカップルに扮した捜査のため美しく着飾った姿が話題となり、第4話では口呼吸だけで『書類取りに来ました』としゃべる姿が可愛らしさ満点だったのです。そういった戸田の演技を波瑠が取り入れれば『美人すぎる救急医』として注目度がさらに増すことは確実でしょう」(前出・テレビ誌ライター)
8月9日にはインスタグラムに女子校制服を身にまとった動画を投稿し、30歳のアラサー女子とは思えない可愛らしさにファンが喝采を贈っていた波瑠。ぜひドラマの本編でも同様の可愛らしさを存分に発揮いただきたいものだ。