あいなぷう、相方・ほしのディスコの歌手活動で迷惑を被っていた!?

 相方の活躍が、自分への逆風となっているのかもしれない。

 4月30日放送の「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)には、マセキ芸能社に所属する芸人が多数登場。ここで「パーパー」のあいなぷぅが、相方のほしのディスコに対してクレームを付けたという。

 番組冒頭、司会の明石家さんまから「お前ちょっとアイドル志向!?」と問われたほしのは、「メジャーデビューすることになりました、歌手として」と報告。本名の星野一成名義にて4月27日、デビューシングル「いとしの悪魔ちゃん」を配信リリースしていたことを明かした。

 ほしのは「いまは芸人というよりは、ちょっと面白いアーティストを目指している」とのことで、喉の調子を保つためにここ1年ほどは酒を控えているという。そんなほしのにさんまが「それMISIAの生き方やないか!」とツッコミを入れるなか、あいなぷぅからこんなクレームが入ったというのだ。

「まずは事務所の先輩である狩野英孝が『可哀想なのはあいなぷぅ』と割り込むことに。なんでもパーパーが営業で呼ばれると、お客さんはほしのの歌を聴きたいことから、あいなぷぅは横に立っているだけと指摘しました。するとあいなぷぅは『こうやって』と、笑顔で手拍子している様を再現していたのです」(芸能ライター)

 あいなぷぅ自身も「本当に酷くて」と、現在の状況を説明。営業で残り時間が少なくなり、ネタをやるかほしのの歌を聴くかのどちらにするかを客に問うと、「ネタ見たい人が一人くらいしかいなくて」(ほしの)といった状況だというのだ。

「さんまのお笑い向上委員会」に出演したパーパー。フジテレビ公式ツイッター(@fujitv)より。

 だがほしのはあくまで「本気で歌やってるんで」と主張。今回の収録でもスタジオが広すぎるため、あまり声を張りたくないとのわがままだ。これにはあいなぷぅも「本当に張らない!」とのクレームを付けていた。

「この調子だとほしのはすっかり歌に注力してしまい、お笑いがおろそかになりそうなもの。しかしパーパーはもともと、お笑いに対してやる気のないあいなぷぅを、ほしのが必死の説得で盛り上げているコンビだったはずです。そのほしのがお笑いよりも歌に情熱を注ぐようになれば、もはやパーパー自体がトーンダウンしかねません。最近は『有吉の壁』(日本テレビ系)で他の芸人と組んでのコントに積極的に参加するなど、お笑いへのやる気を見せているあいなぷぅですが、この調子では芸人としての将来にも暗雲が立ち込める恐れがありそうです」(前出・芸能ライター)

 かつてはほしのの足を引っ張っていたあいなぷぅだが、いまや立場が逆転。ほしのから芸人人生に実害を及ぼされかねない事態となってしまったようだ。

※トップ画像はあいなぷぅ公式ツイッター(@abcdefghijklmo_)より。